Greetings from the President

代表挨拶

代表取締役/松瀬 友哉
Matsuse Tomoya

私は小さい頃から実家の近くにある資材置き場に行き、完成した歩道橋の階段を上がったて遊んだり、事務所で塗装職人さんが作ってくれるミルクと砂糖たっぷりの甘いインスタントコーヒーがおいしくて好きでした。何より祖父が大好きで、資材置き場ではなく本社に出社したときは家から電話をかけてしまうほど大好きでした。そんな祖父が私が小学5年生の頃に、将来はうちの会社で働かないかと言い、大好きな祖父がそう言うならと働くことを約束しました。そして24歳になる年に入社しました。

祖父亡きあと

何の資格も知識もない私でしたが、「お前なら大丈夫」、「会社の将来は任せたぞ」という祖父の言葉を信じてひたすら製作や現場の仕事を頑張っていました。入社して半年もせずに祖父は大腸がんで亡くなってしまいましたが、祖父がここまで続けてきた会社を必ずもっと良い会社にしてみせるという思いで13年が過ぎました。祖父が築いてきた流れも身内の定年退職や外部の人間が増えたことで大きく変わっていきました。状況が悪くなっても手を打たない会社、楽な方に走る人と甘やかす会社、いろんな事にやきもきしながらも自分に出来る事を続けて、2024年の7月に代表に就任しました。今は古い体質等を改革しながら全員で一丸となって一歩ずつ進んでいます。

企業理念

私たちは謙虚に学び、誇りを持って最高のサービスを提供し信頼を大切にして真心で応えます。私たちと関わる全ての人々と共に成長し従業員や地域・社会に貢献します。
創業者の一番大切にしていた人と人とのつながりを大切にします。社員やお客様の生活や環境が豊かになることで、幸せの輪が広がっていくと信じています。
当社に出来る最高のサービスを提供し続ける事で人から地域へ、地域から世界へと輪を繋げられるような企業に皆様と一緒に成長していきたいと思います。

これからの小松鉄工所

やる気と素直な気持ちがあれば誰でも働ける職場であり、働きたいと思える職場であること。小松鉄工所に入社して良かったと思ってもらえるような企業にするために、以下のような目標を掲げます。

プライベートが優先できる​
結婚、子育てしやすい環境作り​
有休取得率目標100%​
​脱属人化に向けたデジタル化
社員もお客様も笑顔になれる企業​

未来へ向けて

遊び心を忘れずに

仕事をする上で楽しさも忘れずに、少しずつでも地域社会に良い影響を広めていけるような会社を目指します。今は民間(BtoB)の仕事は少ないですが、これからは様々な可能性を見出していくためにも受けて行きたいと思います。まずは農家さんの仕事の一助になれるような企業を目指し、佐賀の皆さんの食卓や安全を守る、それがたくさんの人や物に繋がり、水門という普段は人にあまり馴染みのないようなモノが佐賀からもっと広い世界へ、良い波を起こせると信じて頑張りたいです。祖父によく言われていた、自分が出来る事を出来る範囲で困っている人にしてあげなさい。それは見返りを求めてではなく、返そうとしてくれる人がいたら、あなたの周りの困っている人に同じように出来る範囲でしてあげてと伝える事。これがずっと伝わって行けば人の温かさや幸せが広がっていくだろうと本気で思いますし、これからも大切にしていきたい事です。